紫外線から守る
無機質系紫外線吸収剤をはいごうしており、紫外線を熱エネルギーに変換して拡散させるためUVカット効果が半永久的に続きます。

変色・劣化防止
退色の原因となるUV-B領域のみならず、劣化の原因となるUV-A領域も吸収し、仕上げ層を経年劣化から保護します。

色合いを損なわない
高度粉砕されたUVカット剤を均一に分散させ、高い透明性を実現しています。

静電気を著しく減少
乾燥時期におこる静電気防止や近年多発している静電気による引火事故などを防ぎます。

耐熱効果
耐熱性に優れ、600度まで検証済み。

あらゆる材質を保護
塗膜の硬度調整が可能であるため、あらゆる材質の保護が可能です。

対汚染性
撥水性・浸透性に優れ、汚れ・キズ等が付着しにくく、水洗いによる洗浄性にも優れています。

速硬化性
指触乾燥30分～1時間、表面硬化は2～3時間で完全となります。

完全無機質
完全無機質なので酸化しません。また、ポリオルガノポリシロキサンを主成分とし、硬化被膜は石化質です。

防汚性能
物質表面の凸凹を埋め、凹部に汚れを溜まりにくくするため、汚れを簡単に除去できます。また、防カビ、錆止め、特に塩害地に対する対策に効果があります。

低臭
無溶剤なので、施工中・施工後の臭気は低臭です。

優れた物理的性能
鉛筆硬度３H～５Hでありながら柔軟性も兼ね備えており、下地の曲げにも追従します。
・分子結合しているため、耐摩耗性にも優れ、長寿命です。
・耐薬品性に優れています。

常温硬化
常温で硬化するため、加熱などの設備がいりません。

１液タイプ
硬化剤などを使用しなくても１液で膜が形成できます。

石と同成分の樹脂
地殻で酸素に次いでたくさんある元素がシリコン（ケイ素）。河原などによくある白っぽい石「けい石」には、たくさんのシリコンが含まれています。この「けい石」を原料にして作り出された樹脂が「シリコーン」。シリコン（Si）と酸素（O)が交互に結び付いた鎖（シロキサン結合）がシリコーンの基本成分。そこに含まれているSiには、さまざまな元素や分子が結び付きます。（図１）

変幻自在の樹脂
鎖の中のSiに結び付く分子（官能基）の性質によって、樹脂の性質をいろいろ変化させることができます。例えば、接着剤と離型性（はがしやすい）など相反する性質をもつシリコーンも作られています。このように、さまざまな性質を作り出すことができるのが、シリコーンが素材として持っている最大の特徴。さらに、シリコーンは一般的に無色透明、無味無臭で耐熱・耐寒性に優れ、しかも化学的に安定しているので長期にわたって性質が変わらないのが特徴です。

ワンラップコートの密着性
塗装成分のOH、COOHなどの官能基と化学結合すると同時に、アクリルやウレタンなどの樹脂と相溶するため、高い密着性が得られます。金属やセラミックスなどの表面も同様にOHの存在により密着性が高く、樹脂に対しても、極性基の存在により良く密着しています。（図２）

水の接触角、転落角
接触角105～115deg、転落角8～10deg油に対して撥油効果もあります。

外観･････････・・・・・・・・・・・・・・・乳白色液状
粘度･････････・・・・・・・・・・・・・・・22m㎡/s
比重･････････・・・・・・・・・・・・・・・1.07（25℃）
有効成分･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・80％
塗装厚み･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・0.5ｍμ～1.0ｍμ
鉛筆硬度･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・3H～5H
耐屈曲性（マンドレル2mmφ）・・・・・合格
有効成分（500ｇ×500mm）・・・・・・・合格

平成１８年８月２１日
財団法人　化学物質評価研究機構　侵出試験（水道用液状エポキシ樹脂塗料塗装方法）合格

平成１８年８月２１日
財団法人　化学物質評価研究機構　溶出試験（水道用液状エポキシ樹脂塗料塗装方法）合格

平成１８年８月３０日
財団法人　化学物質評価研究機構　侵出試験　高分子試験・評価センター大阪事業所
（水道用液状エポキシ樹脂塗料塗装方法）合格

平成１８年８月３０日
財団法人　化学物質評価研究機構　食品衛生法・食品、添加物等の規格基準試験合格

平成１８年８月３０日
財団法人　化学物質評価研究機構　ホルムアルデヒド放散量試験合格

平成１８年８月１８日
財団法人日本食品分析センター　　　かび抵抗試験合格